巫女の日なので巫女について
ハオー!みゆうでございます。
本日3月5日は語呂合わせで、巫女の日だそうです。
あくまでネット上で言われているだけであり、公式に認定されているものやどこかの団体が設定したものではないそうです。
そんな、巫女の日の記事はこれしかないと思って、ダンボールの中を漁りました。
一部ではありますが記録を見つけたので、今日は巫女についてのお話です。
巫女とは、辞書的には
神に仕える(未婚の)女性。神楽(かぐら)・祈禱(きとう)を行い、また、神託を伺い口寄(くちよせ)をする者。
ということだそうです。一般に神社にいらっしゃるイメージの巫女さんですが、一口に巫女と言ってもいくつかの種類に分類されます。
神和(かんなぎ)系・・・神社に所属している。神楽を舞う、神を祀る等。
口寄せ(くちよせ)系・・・託宣をする。
これは、役割による2つの大分です。神社にいて、多く目にするのは神和系だと思います。この他にも、神社の系統によるものや地域によるもの。分類できないもあります。
伊勢神宮にいる巫女は、歴史的には天皇家の人間が一定期間奉仕したという場合もあるそうです。
鹿島神社にいる巫女は、神社に所属しているけれど、託宣もするそうです。
ここまで、何回か出てきた「託宣」という言葉。
神が人に乗り移って話すということです。乗り移られるのは、素人だったり巫女だったり、子どもだったりと様々。神が憑いたことを本人は覚えていないそう。
憑依した神様は、人間の質問に答えてくれますが、神様にもわからないこともあるらしい。そんなときは「〜の神に聞け」と教えてくれるとか。親切ですね。
巫女には他の呼び方もあります。
イタコ(青森県中心、盲目の人が多い)
オシンメイミコ(オシンメイサマと呼ばれる神に使える、女性)
イチコ(成田山新勝寺の巫女、カンガシャとも)
梓巫女(梓弓を使って神がかりをする)
ウマ(山形県中心、男性)
などなど。特定の巫女さんを表すときに使うようですね。
巫女について書かれた『日本巫女史』という本もあるそうです。
ここまで、書いてきたのは完璧ではありません。私の解釈ミスがあったり諸説ありのものも含まれています。そこはあしからず。
しかし、残りの記録はどこに行ってしまったのか。捜索しないといけませんね。
しかし、巫女さんは良い。
以上